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あ~面白いな~。
みんな、崩れていく。
人を疑い、人を騙す。
これ以上に面白いものってあるのかな?
少なくとも私は知らないな~。
命「そろそろここに来る頃かな?」
庵哩「……黒岩」
優斗「どういうことなんだッ」
乍哭「一から教えてくれるかな?」
命「あれ、意外なメンバーもいるね」
哩さんに英くんがいる。
どちらも私のことを知っている人物。
教えたのは哩さんかな?
笑ってるし。
命「自己紹介でもしようか」
命「私は黒岩命」
命「よろしくね」
庵哩「黒岩、何だよな?」
庵哩「黒岩、かんなの方の……」
命「……そうよ」
命「私は黒岩かんな」
命「教えたところで何にもならないけどね」
優斗「……かんなが殺したのか?」
優斗「河原を……」
命「嘘に決まってるでしょ」
優斗「じゃぁ、何で……」
命「面白いものが見れたからね」
命「それに、かんなはもう存在しない」
優斗「……俺、かんなのことが好きだった」
命「それは残念ね」
英「命じゃダメなの?」
優斗「俺の好きだったかんなはこんなのじゃ……」
命「こんなの、か」
英「優斗……」
庵哩「かん……命は何がしたいんだ?」
命「嫌われたらそれでいい」
命「この世に私の居場所はないから」
庵哩「そんなことは……」
命「ごめんね」
何で、あやまるんだよ。
命「私はこうしないと生きていけないの」
庵哩「は、はぁ?」
何言ってんだよ。
命「篠原……だっけ?」
篠原「わ、私が何よ……」
命「次に狙われるのはあなたよ」
命「ま、忠告をしたとことで殺されるでしょうけどね」
篠原「私が……殺される?」
命「じゃ、」
命は去っていった。
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