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第2のトコロ:蔵前神社
第2のトコロは蔵前神社。神社が続くが私が神社マニアというわけではない。この時期はやはり桜、そして桜が美しい場所は神社が多い。
この蔵前神社の特徴は桜だけではなくミモザと桜を同時に見ることができるトコロ。ミモザは3月上旬、桜は3月下旬が見頃だが、蔵前神社の桜は早咲き。地下鉄大江戸線蔵前駅A6出口を出てすぐ、本日すでにどちらも満開だった。
なお、蔵前神社のサイトから開花状況を調べることが可能。
恥ずかしながら私はミモザの花を見たことがない。どんな形でどんな色をしているのかは知っている、ダイソーに売っているからね。もちろん花屋にもあるけれど、私が花屋に寄るのはスイートピーとかすみ草の花束を買うときだけ。「予算5000円くらいでなにか作ってください」というオシャレなオーダーをしたこともあるが「ピンク系統で!」と指定してしまうのでミモザが入らない。
なぜ今さらミモザを見たくなったのかというと、3月8日の国際女性デーがきっかけである。
国際女性デーが生まれる経緯の説明はWiki先生に譲るとして、ここではその象徴が黄色いミモザだということを伝えたい。ミモザの色によって花言葉の意味が若干異なるが、黄色いミモザは感謝や思いやり、真実の愛。
正直なトコロ、これまで私が女性として40年以上生きてきた中で今が1番生きづらい。初めて「多様性」という言葉を聞いたのは10年ほど前だろうか。あの頃その言葉はキラキラしていた。だがいつの間にかその重圧は小さな声をかき消し、声をあげようとする者を黙らせるようになった。気づいたら希望は絶望になっていたのだ。
それでもヒトのココロは希望の光を探して生きるもの。先人が切り開いてきた世界を失わずに前に進みたい。
2024年3月16日
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