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第6のトコロ:千鳥ヶ淵
第6のトコロは千鳥ヶ淵。最寄りは、東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅2番出口及び東京メトロ半蔵門線半蔵門駅5番出口。
千鳥ヶ淵緑道は、靖国通りから北の丸公園に沿って整備された700メートルにも及ぶ遊歩道。200本以上のソメイヨシノを見ることができる。
これまで桜というと花見のイメージが強く、桜の下を散策するということがなかった。今回はのんびりと千鳥ヶ淵を楽しみたい。
と意気込んだものの、地下鉄を抜けるとそこは木!木!木!木しかない。前日29日に東京で開花宣言がだされたのに。
それまでの私の開花宣言に関する知識は「靖国神社のどっかの桜が咲いた」しかなかったが、5輪咲いた状況なのだという。それでは私が求めている桜にはならない。だが勉強にはなった。
30日は半袖Tシャツでもよい陽気で、私はHelloweenのI Want Out! Tシャツを着ていた。心の中で叫びながら桜の木の下を散歩していて気づいたものがある。それは緑道に設置された照明器具。また後日ライトアップされる頃に来よう。
これが前回3月30日のことで、今日は4月5日。東京は満開との情報を得た。さらに千鳥ヶ淵ライブカメラで桜が咲いてるのを確認。今回は間違いなく桜を見ることができる。
ライトアップ5秒前。
4
(3)
(2)
(1)
(キュー)
点灯!
私と同様ライトアップを心待ちにしていた人々が歓声をあげる。
緑道は歩いてる人が半分、撮影に夢中な人が半分。私は持ち前のサービス精神を発揮し、家族連れに声をかける「よかったらお撮りしましょうか?」。
これは普段から心がけていることだ。家族全員がうつっている写真がないという嘆きを聞いたことがある。確かに誰かがカメラマンになるとその人は写らない。
カップルに声をかけないのは嫉妬ではない。身体と顔を密着させて自撮りしたいだろうという配慮からである。
と人を映しているうちにライトアップ地点が終了してしまった。次は桜の撮影に移る。
ここにくる前に「桜を綺麗に撮るコツ」を調べてきたのだが、私のiPhoneSE(第2世代)では厳しいものがあったため、構図で勝負することにした。一眼レフを構えた人の近くに寄り、真似をする。この辺か?
こんな感じか?
私が写した写真にセンスがないと感じるなら、それは私に問題があるのではなく、隣でカメラを構えていた人にあります!
助さん、格さん、もういいでしょう。
まだまだだね!
この辺にしといてやるか。似たような構図が多くなってしまったが、千鳥ヶ淵を満喫することはできた。
2024年4月5日
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