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……サァどうする?
囂々大荒れの凄まじい嫌みとキレッキレの罵声が飛び交う中チンマリ椅子に腰掛けて考える
やはり図書委員と言うことで、流石に委員は女子の比率が圧倒的だ
学園内で可愛いと大評判の女の子達が残らず毛を逆立てた怒れるニャンコと化し、その様子に全学年合わせて僅かな男子君は全員どん引きしているよっ
ソリャねぇ
…見捨てようか……?
『それが正解!』
……と思ったんだけど????
あの時〜事情があって
『どうしても早く帰りたい!』
……かったのだ
会いたいというか〜
『約束で会う事が出来るひと』が僕に居たから
それにーーー…
ねぇ…
こういうのは馬鹿だなぁ、お節介だなぁって自分でもわかってるけど
困った
性分的に見捨てられないんだよね……
「お前は馬鹿か!」
僕の愛する幼なじみの「タカ」
名前、本名多佳子
だから略して「タカ」
他校、超有名私立進学校に進学、彼女が無意味だと判断した長い通学時間を削るために現在寮生である彼女
昔っから散々そう言われるんだけど
はぁ……
しょうが無い
今日ウッキウキで会う筈のタカにはこの顛末黙っていよう
「じゃ自分がやろうか?」
その途端涙で真っ赤な目のA組の女の子の顔がパッと上がった
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