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「グレンデルという巨人の侵攻を食い止める事が出来た。だが……」
ベイオ王はアーティファクトブレイブの戦術待機場で国にいるドヴェルグに自分のウルブレードの損傷を診てもらっていた
「やはり駄目です。この機体はもう……」
「そうか、良いアーティファクトブレイブを失った。しかし、悲しんで止まっている暇は無い。グレンデルは母親に言いつけると言っていた、また奴らが侵攻してくる筈だ。準備をせねば」
「もし戦われるのでしたら予備の機体がありますのでそちらをお使いください。ただ、紅くは塗られていませんが」
「そうだな。また奴らの返り血で紅くなればいいさ」
「王! 大変です! 巨大な鋼の鳥が1機こちらに向かってきています」
兵士が慌ててやってくる。
「巨人か!?」
「いえ、色々なパーツが付けられている様ですが、おそらくウルブレードではないかと思います」
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