ベイオウルブレード・真紅の王の物語

プロローグ

　遥か昔、正義の勇者神ヴァルキリーと悪のヨートゥンヘイム巨人が戦っていた。

その戦いの中で小人ドヴェルグはアーティファクトブレイブと呼ばれる勇者神を模したロボットを造り、ドヴェルグ自身や人間が操って勇者神と共に巨人と戦った。

　ウルブレードは勇者神ヴァルキリーのリーダーであるファングラムを模したアーティファクトブレイブである。

アーティファクトブレイブの中で最も量産性に優れ、多くの者がこのウルブレードに乗って巨人と戦った。

　これはそのウルブレードに乗る者の物語である。