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第一部のあらすじ
※第一部をお読みいただいた方は飛ばして大丈夫です。
第一部はこちら→https://estar.jp/novels/26255299
「若者とは距離を保って、よき導き手として接する」がモットーの柘植野(つげの)28歳。年の差恋愛にトラウマを持っており、恋人はずっといない。セフレの浅井と惰性で関係を続けているだけだ。
ある日、隣に引っ越してきた元気な大学生・柴田19歳が、アッツアツのグラタンを持っておすそ分けに突撃してきた。
完全に胃袋を掴まれた柘植野は、柴田が心に空虚を抱えていることに気づく。その穴を自分が埋められるなら、と、柘植野は「ご飯パトロン」契約を柴田に提案する。
ここからセフレ・浅井が柴田を狙い始めたり、柘植野を狙う後輩・粕川が柴田をそそのかしたりと、男4人の思惑が交差して……?
※ここからエンディングバレです。
最後は浅井に立てられる形で柴田と結ばれた柘植野は、これからはご飯と言葉を交換するだけでなく、未熟者同士でもっといろんなものを交換して生きていくんだと、柴田に微笑んだ。
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