愛着障害と家族(2)

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愛着障害と家族(2)

そうして心療内科の予約日の1週間前に、ふとばぁば(母方の祖母)の家に1人で遊びに行ったんですよね。 この時すごい体調悪い時でした。 元々ストレスで過食になってたんですけど、ご飯が食べれなくなってしまっていました。 でも何故かばぁばの家に行きたくなったんです。 この頃の母方の家の事情を説明すると、ばぁばの家には出戻りの叔母むっちゃん(仮名)とその娘で私の従姉妹であるみくちゃん(仮名)が、ばあばと3人で住んでいたのですよね。 私はむっちゃんもみくちゃんも大好きです。 むっちゃんは私が産まれた時からお世話してくれたり、高校時代に友達関係で悩んで学校に行けなくなってしまった私の話を聞いてくれたり、姉のように慕ってる人です。 みくちゃんは1番下の従姉妹で、妹のように可愛がってる11個下の女の子です。 ですがこの時は、親族内のトラブルがあり疎遠気味になっていました。 なので最初は自分の事情について話すつもりもなく、世間話をしてただけでした。 そうしていつの間にか深夜になり、ばぁばもみくちゃんも寝てしまって2人きりになりました。 その時にふっと、むっちゃんに話してみようかなと思い話したい事があるんだけどと切り出しました。 するとむっちゃんが、 「あー今ね。じぃじが(亡くなった祖父)がめいの話を聞いてやれって言ってきた。」 と言うんです。 私は何だか安心してむっちゃんに話したんですけど、実はこの時自宅で怪奇現象が起きるようになっていて、その相談をしました。 この当時は週3回ほどファミレスの夜勤をしていて、22時~2時のバイトをしてたんです。 ただ混み合うと帰れなくて、残業はかなりありました。 事の始まりは夜勤を終えた夜中の3時に家に帰宅した時です。 「あれ、今帰ってきたの?」 とはっきり声が聞こえて、違和感を感じました。 てっきり元旦那かと思いましたが、平日でしたので起きてる訳もなく、部屋も真っ暗です。 寝室のドアを開けると、そこには気持ちよさそうに眠る元旦那の姿がありました。 その後、水場(トイレと洗濯機と風呂)の前のスペースからラップ音がするようになりました。 また家のWi-Fiが台所や水場周辺で、調子が悪くなり、動画とかTwitterとか見れなくなりました。 あと人から言われたのは、私が1人の時に電話していると男の人の声がする、元旦那さん帰ってるの?と聞かれたりしました。 これは不思議なんですけど、この時怖くなかったんです。 今思うと結構怖いなと思うんですけどね。 お化け屋敷とかホラー映画とか苦手なんで!笑 その話をむっちゃん(母方の叔母)にしました。 すると驚くべき事に、むっちゃんは霊媒師をしていると私に告げました。 ちなみに全く知りませんでした。 霊感的なものがむっちゃんにもママにもあるのは知ってましたし、私は子供の頃から話を聞いていたのですが、仕事にしているとは驚きでした。 家族が私に嘘をつくメリットがないと思っていた反面、自分にはそういう感性が無いんだなと思ってたし、体験したいとか見たいとか無かったんです。 なのでこういった霊やスピリチュアルの事って、自分が霊体験した事ないから、半信半疑だけど家族を信じてるから嘘じゃないし、そういう事があるのだなぁぐらいに、この時まで考えていました。 自分が体験したり、気のせいかなって思ってたものを自分で肯定できるようになったのは、この事件?が大きいと思います。
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