愛着障害と家族(3)

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愛着障害と家族(3)

そして、むっちゃん(母方の叔母)はお客さんも居て浄霊や人生相談など霊視をしたりしているとの事でした。 本当は家族の誰にも言うつもりが無かったと言われました。 でもじぃじ(母方の祖父)が言ってくれた事もあり、だからめいには教えるよと言ってくれました。 多分スピリチュアル的な仕事をしている人達で、身内や近しい友人は視ないと決めてる方は多いのではないでしょうか。 自分の主観、感情、記憶など、その人にとって近い程それが邪魔して、感覚や能力を濁らせてしまう事があるからです。 あと単純に頭ごなしに否定する人が近くに居たりすると、怖くなって言えなくなってしまいますよね。 それでもむっちゃんが打ち明けてくれたので、私はとっても嬉しかったんです。 そして私は心療内科の予約を取って薬飲んでも、仕事に行こうと思ってるって伝えました。 何でこんなに生きにくいのか分からないと言うと、霊視してもらえる事になりました。 最初はむっちゃんが私のその時の指導霊様が私に伝えたい事を伝える感じでした。 「めいの上の人(指導霊様)は薬飲んだら本当の自分思い出せなくなっちゃうって言ってるよ。薬を飲むのも飲まないのも、めいの選択だけど、めいはどうしたいの?」 と聞かれました。 その時点で私は本当の自分って何なんだろう。と思った事を覚えています。 でも、この状況を抜け出せるなら本当の自分を思い出してみたいと思いました。 「あのね、自分を思い出す事は自分の感情を開けていく事なんだよ。今のあんたは自分で自分を傷つけて、毒を飲んでるから思い出せないの。うんこ食べてるのと一緒なの!」 「あんたは悪くないの!」 「側でみてるあたしも辛いよ!」 この言葉は本当に私の人生で、病んでた時でさえ忘れられない言葉です。 ずっと1人だと思ってたから、誰かが側に居てくれてたなんて知らなかったんです。 私もむっちゃんも号泣してました。 私はこの時、産まれた時から姉の様にもう1人の母の様に慕っているむっちゃんではなく、別の人が話していると感じました。 しかも、この時の事むっちゃん本人はあんまり覚えてません。 その毒を飲んで自分を傷つける事をやめないと、自分は思い出せないと教えてもらいました。 私はずっと自分の事を ゴミ クズ 頭がおかしい だめな人間 と思いながら、リストカットしてました。 アルコールを飲んで泣きながら、自分が全部悪いと思って生きてきました。 これが “毒” です。 全部自分のせいにして抱えきれなくて、そして無意識的に人に八つ当たりしてトラブル起こして、また自分のせいにしてと、エンドレスループです。 この時から私は自分を傷つけるのを辞めました。 その後もリストカットしたくなる瞬間がありましたけど、やめました。 そして私のこの時の指導霊様は、30代から40代くらいのお母さんの様な人だったと聞きました。 元気な男の子のお母さんのような、母性が強い愛情を持った方だったそうです。 実はこの時私にも少し視えました。 自信がなくて人に言えなかったんですけどね。 細身で黒髪の、一つ縛りで髪の毛を縛ってて、元気そうなお母さんでした。 むっちゃんは例えるなら、地元でワンボックスカーを運転してそうなお母さんと例えてました。 私はこの出来事をきっかけに、少しづつ前を向いていく事が出来てたんだと、今は思います。 そして愛着障害という言葉を教えてくれたのは、このむっちゃん(母方の叔母)です。 むっちゃんに霊視をしてもらった後、リストカットやギャンブルも辞めました。 パパとは喧嘩ばかりしてたので、距離をおいてみたり家族の問題について考えたり悩んだりしてました。 仕事も自分で出来る範囲で頑張っていこうとしていました。 (この時は家族問題があってしんどかったです。) そうして頑張ろうとしたんですけど、生きる気力が無くなっていってしまったんですよね。 この頃ママもおかしくなってて、いつ死んでもいいよねとか、楽しい事なんもないねって2人で愚痴ってました。 そんな矢先に、ママの知人でスピリチュアルヒーリングをやっている人がいて私に紹介してくれました。 「スピリチュアルヒーリングって何?」 と思う方もいると思うので説明すると、要するに大氣道とか大氣功みたいな、相手に氣を送るってものです。 整体とは違いますけど、体整う感じですね! そしてこの人は後に私のスピリチュアルの師匠になります。 まあスピリチュアルと聞くと、危なそうとか詐欺とか思う人も中には居ると思うんですけど、、、 私は師匠が大好きです! 慈愛が溢れ出てて、お顔もすごく優しい表情をする綺麗な人です。 師匠には沢山の事を教わり、それらは私の生きる道標になりました。 しかし私は師匠の力を持ってしても、本当の自分を取り戻せなかったんですよね。 そして約1年間、師匠の所に通ってましたが2ヶ月程予定が合わなくて、会ってなかったんです。 私自身はやる事やってたつもりだけど、精神も不安定になってて、アルコールの量がむっちゃんの霊視前に戻りつつありました。 そんな時にむっちゃんに大切なお話があるから、仔犬(元旦那)と私とむっちゃん3人で会いたいと言われました。 そして、そこで初めて「愛着障害」という言葉を聞きました。 むっちゃんは、なくなったじぃじに(母方の祖父)に めいが死ぬ、今なら間に合う。 と言われた事がきっかけで、私と旦那(元ですよ!)に上の人達が伝えたい事をノートにまとめて書いてきてくれました。 ノート一冊分の膨大な量です。 選択肢は3つあると、 一つ目はこのまま何もしないでめいが死ぬ 二つ目はめいと旦那(元ね!)で頑張って、これから自分を変える努力をお互いしていく 三つ目は離婚して別々で頑張る お互いどうするかよく話し合いなさいと言われました。 そして努力していく部分についても、個別に教えてもらいました。 旦那(元だよーー!!!)の事は詳しく書きませんけど、一言でいうなら感情の出し方とか気づき方とかを、怒りではなくて、他の方法で探すという感じです。 私には愛着障害を抱えてしまった自分のルーツを話してくれました。 登場人物が多くなるので、本にしたら似顔絵つきの家系図をママに書いてもらおうと思ってます。 読みにいくかと思うんですけど、ご理解頂けたら嬉しいです。
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