時の流れ
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君は 誰だろう 僕は 誰だろう これだけ生きてきて 何も知らない 波間から差す光も 星を透かした先の闇も 僕にとっては ただただ恐ろしかった いつか のまれてしまうんじゃないか ずっと 眠れなかった 僕は臆病で 誰よりも不器用で 優しさと同情を履き違えて その影に嘲笑が隠れていることも知らず そうして ずっと生きてきた でも だから 僕は知ってる 世界は 広くて大きい 終わりは 無いってことを―――
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