🏝行方不明の妹🏝

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妹の紗由は、友人と旅行に行くのが好きで いつも旅行先から、大量の写真やメールを送ってくる 旅行中は毎日、連絡がくる それなのに…今回のメール "これから、オオクマ孤島に行くの! 秘境なんだって♪ 自然が豊かで、海が綺麗らしいの♪ あとで、たっくさん写真送るから 覚悟しといてね!おねーちゃん♪" このメールを最後に 紗由からの連絡が途絶え、3日経つ… おかしい…いつも、うっとうしいぐらい 旅先から、メッセージを送ってくるのに 未だに連絡がつかない… それに、この胸騒ぎは何なの 絶対になにかおかしい! 大切な妹が失踪してる状態で 仕事が手につくわけもなく わたしは、長期休暇をとり 今は、パイロットだった叔父の家に来て その叔父に、今回の事を相談してみる。 わたし 新井崎 亜美(にいざきあみ) 「…というわけなの、それでね… 叔父さん、オオクマ孤島に連れてってほしいの。 元パイロットだし、場所ぐらい…分かるでしょう?」 叔父さんは、難しい顔をした。 叔父 「ああ、その孤島なら知ってる パイロットの間で 呪われてると有名だったんだ。」 わたしは、首を傾げる。 わたし 新井崎 亜美(にいざきあみ) 「なんで、呪われてるって話が?」 叔父さんは、小さく息をついた。 叔父 「その島に不時着した、同僚からの話だと 大きな魔女が巨大なクマを従えてるらしく その巨大なクマが、女性達を 拐ってるのを見たらしいんだ。 助けを求める女性達を、男性達は 薄ら笑いを浮かべ見送っていたそうなんだ。 しかも…男性達には、生気がなかったらしい…」 ……
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