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それから、どれぐらい時間が経ったのか
空が薄暗くなってきた頃に、目的の島が見えてきた!
叔父
「あれだ…空の上から、たいまつの光が見える
その光に照され、家々が見えるぞ!
村の特徴も、同僚が言った特徴と一緒だ。
よし…出来るだけ、村から離れた所に着水する!」
わたし
新井崎 亜美
「うん、よろしく!」
飛行機が少しずつ高度を落とし
たいまつの光が無い、島の裏側にある
海岸のそばに、ふわっと着水した。
叔父
「よし、少し海岸に近づけよう。」
海岸について、わたしは
叔父さんに親指を立てた。
わたし
新井崎 亜美
「さっすが、叔父さん!安定着水ね♪」
叔父さんは、照れくさそうに笑う。
叔父
「いや、そ…そんな事無いって//
ほら…妹ちゃんを、しっかり見つけてこい!
ここで、いつでも飛べるよう
スタンバイしとくからな。」
わたしは、頷いた!
わたし
新井崎 亜美
「うん!ありがとう!
じゃあ、行ってきます!」
叔父さんは頷き、わたしは食料と飲料を
いい感じに詰め込んだ鞄を肩にかけ
水上飛行機から、海岸に降り立ち
森の中を進んでいく。
薄暗くはあるけど、森の中は見えるぐらいね…
わたしは、森の中を進んでいく。
「いーやーだぁー!はなしてぇ!」
この声!紗由の声だ!
わたしは声がする方に走る!
妹
新井崎 紗由
「おねーちゃん!?」
紗由に駆け寄ろうとしたけど
大きなクマが、紗由の腕を握っていた!
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