🏝オオクマ孤島🏝

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わたし 新井崎 亜美(にいざきあみ) 「紗由…!」 妹 新井崎 紗由(にいざきさゆ) 「おねーちゃあん!助けてぇ!」 その大きなクマは、わたしに見向きもせず 紗由の腕を離したと同時に 駆け寄ろうとしてきた紗由の胴体を掴まえ そのまま、森の中に連れていってしまった! わたし 新井崎 亜美(にいざきあみ) 「紗由~!」 あの、クマ野郎… かなり大きいし、鋭い爪があった… わたしなんて、一瞬で 八つ裂きにされちゃう。 と、とにかく… あのクマの後を、追いかけなくちゃ! わたしは、急いで森の中を進んだけど 結局、見失ってしまい 開けた所に出たと思ったら たいまつの光が見えてきた! ここが、まるで女人禁制のような村ね。 慎重に村の中を進むと 村人達が、こちらに気づいた! けど、なにもしてこない… ただ…薄ら笑いを浮かべて見てくるだけだった。 なんなの、気持ち悪い… ま、まあ…何にもしてこないし… わたしは、村の中を見て回る。 ん!奥に大きな家がある! あれはきっと、村長の家ね! わたしは村長に、話を聞いてみようと思い その大きな家のドアをノックする。 わたし 新井崎 亜美(にいざきあみ) 「あの!すみません!」 返事が無いわね… わたし 新井崎 亜美(にいざきあみ) 「…」 悪いとは思いつつも ドアノブを回すと、ドアが開いた! わたし 新井崎 亜美(にいざきあみ) 「お邪魔します…」 わたしは、大きな家に入り 部屋の中を見回す。
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