四章

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✱✱✱✱✱✱✱Side takakomi&kazuhiko✱✱✱✱✱✱✱ 聖臣と和彦は呑みながら報告会(自慢大会)が行われた。 おつまみは和彦が買った駄菓子だ。 御曹司兄弟は見慣れないお菓子に恐る恐る手を付けていた。 「兄貴〜いきなり飲みすぎだろ〜」 「呑まないとやってられん!」 「オレがあの家族連中をシメてやりたかったのに〜兄貴においしいとこ持ってくしよ〜」 「だが遅かれ早かれの罰だ…これで澪はメイドの役目も終わりだな」 「…まぁ澪ちゃんの負担が軽くなるならオレは文句ないけど」 「…お前は告白したんだろ?…返事は?」 「ん〜考えさせてって答えは貰えなかったけど、ちゃんと真剣には考えてくれるみたい」 「そうか…澪らしいな」 澪の顔を思い浮かべ微笑む 「兄貴は?」 「俺は…澪と和彦が結ばれて産まれた子供がのちの当主になっても構わない。」 和彦は食べようとしていたう◯い棒で聖臣の頬をグリグリする 「おい!やめろって」 「ヘタレ兄貴!澪ちゃんに関しては兄弟だろうと譲らないって話したろ!澪ちゃんがどっちを選ぼうが、オレたち兄弟の絆は簡単に切れないんだから兄貴も(いさぎよ)くコクって振られて撃沈しちまえよ!」 「俺が振られる前提か…」 和彦は当然!とばかりにドヤ顔をした
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