第0章 色は鈍色に…

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清盛「盛子に続いて重盛までも… 命を落としてしまうなど…」 重盛の死は…小松家だけではなく 総本家の清盛までも悲しませました。 清盛「明子の血を受け継ぐ者達が相次いで命を落とすなど悲しすぎてあり得ぬ話よ…」 高階明子は清盛の正室で、 最愛の人でございました。 優しくて派手なものは好まず 質素な生活をしておりました。 平時忠とは大違いで… 清盛も本当に彼女の事を愛しんでおりましたが病は2人を容赦なく引き裂いたのでございます。
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