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小動物が可愛いのは当たり前といった先入観があれば、当然そんな考え方には行きつかないだろう。
しかし、今の私は暇だったのだ。暇を持て余していたのだ。
そんなわけで、なぜウサギが可愛いのかを真剣に考える。まっ、暇つぶしだ。
まず、ウサギは、下から見上げるように、私たちの顔を見る。
そして、少し首を傾げている。
……どうやら、この仕草を、我々人間は『かわいい』と感じるらしい。
うろ覚えの知識ではあるけれど、そもそも我々は、赤ちゃんを可愛いと感じる様に、DNAに深く刻み込まれているらしい。
……なぜなら、赤ちゃんは、大人に可愛いと思われなければ、世話をしてもらえないからだ。
つまり、赤ちゃんは、生まれながらにして、生きる術を会得しているのだ。
この考察を軸として考える。すると、我々大人は、目が大きくて、下から見上げる小さい存在を『かわいい』『保護したい』と感じる様に創られているのだろう。
つまり、タンゴちゃんが、かわいいのは、赤ちゃんの理論と同じ事と思われる。
自分より小さくて、目が大きいので『かわいい』と、脳が勝手に解釈するのだ。
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