我以外、我が師(140字の小説)

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我以外、我が師(140字の小説)

私は新米パテシエ。 私は謙虚な男。 私以外のパテシエを常に尊敬している。 「我以外、我が師」と、常に心に決めて修行をしている。 今日はスイーツのコンテスト。 私は自慢のいちごのケーキを、作り展示した。 ところが、私以外のスイーツが、饅頭や羊羹なのだ。 これは一体どうした事か? 我以外は、和菓子。
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