翌日昼休みに隣のクラスに行き、話しかけてみることにした。ドクドクドク。ものすごい速さで心臓が脈をうっている。こんなこと初めてだ。ちらっと教室を除くと横山先生と目が合った。先生はあっ!という顔をしたあと私?とでも言うように自分を指さして首を傾げた。可愛すぎ。私は必死に頷いた。先生はあははっと笑ったあとこちらに来てくれた。
「また来てくれたんだ?会いに来てくれたの?」
こくっ。私は頷くので精一杯だった。顔も熱いし、先生のことを直視することも出来ない。これが恋なのか…
「そうなんだぁ嬉しいなぁ。あ、昨日は急に走って逃げちゃったからビックリしちゃった!今日はゆっくりなにか話そー」
え、この人フレンドリー過ぎない?思ったよりほわほわした話し方するし、授業の時と全然違う……まぁそれも可愛いんだけど。ってうわぁぁ私ヤバい。可愛いしか考えてない!!恋って恐ろしい……
「門倉さん?」
顔を覗き込まれた。かぁぁぁさっきよりも顔に熱が集まるのを感じる。もはや汗かいてきた…
「あ、すみません。ぼーっとしてました…」
「そっか、まぁ新学期だし疲れるよね。どう?新しい生活は慣れた?」
「いやまだまだ全然です…緊張しまくってます」
「あはは、だよね。さっきから顔真っ赤だもん」
「えぇっ!?そんなにですか!?」
そんなに赤くなってるのかな…恥ずかしい。
「うん、めっちゃ赤いよ!私も大人になってから耳赤くなるようになっちゃったんだよね。これ超嫌だぁ」
先生は少し笑いながら言った。やばっ笑ってくれた。好き。あ、もうダメだこれ好きだわ先生のこと。
「そうなんですね…」
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