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「すぐ揶揄う。んっ……ぁあ」
スリスリと乳首を布越しに擦られて、じれったい刺激に腰を捩ると、ようやくベッドに行こうかと響騎さんが私を抱き上げる。
「重くないんですか」
「全然」
チュッとキスされてベッドの上に降ろされると、響騎さんはすぐに私に覆い被さり、衽に手を掛けて前をはだけさせ、するりと手を忍ばせて太腿を緩やかに撫でる。
「んっ……」
粟立つ肌の上を、触れるか触れないかの力加減で指が滑り、抵抗するように腰を捩って足を動かす度に、余計に裾がはだけて足元が露わになっていく。
恥ずかしくて裾がこれ以上広がらないように手で押さえるけれど、ショーツが見え隠れするほど捲れ上がったのは、もうどうしようもない。
「良い眺め」
響騎さんが動くとベッドに負荷が掛かり、体がズンと深く沈んで、彼は私の膝を割った間に入り込み、大きく足を広げさせられる。
「こんなに厭らしい匂いさせて、華はイケナイ子だな」
「言わないで」
さっきから響騎さんのせいで、下着を濡らしてしまっている自覚はある。
それなのに響騎さんはショーツ越しに舌を突き立てると、更に蜜を誘うように淫芽を刺激して熱い息を吹き掛ける。
「ぃやっ、汚いから……ダメ」
「華に汚いところなんて、どこにもないよ」
匂いが濃くなったと呟いてクッと喉を鳴らすと、響騎さんはクロッチ部分に指を引っ掛け、ショーツを脱がせることなく恥部を暴いて花弁に唇を押し当てる。
「んっ、響騎さ……」
「トロットロだな」
「あっ、あぅ……ん」
「ここ舐められんの好きだよな」
「んん、んぅ。だって……あぅっ」
「気持ちいいんだろ? 知ってる」
短く呟くと溢れ出した蜜を啜り上げ、ぷっくり膨れた淫芽をコリコリと押し潰すように舌先が弄ぶ。そしてジュッと蜜を纏った淫芽を吸い上げ、濡れそぼった蜜壺に指をゆっくりと沈めていく。
「はぅっ」
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