自分の気持ち

1/1
前へ
/1ページ
次へ

自分の気持ち

私は「大丈夫」この言葉が口癖になっていた。 怪我をした時。壁にぶつかった時。死にたくなった時。どんな時でも大丈夫と言い張っていた。大丈夫じゃないのに。苦しいのに。辛いのに。 心配されたくなくて、迷惑かけたくなくて。ずーっと強がっていた。人に弱みを見せることができなかった。小学校でできた友達も中学校でできた友達も、私について何も知らないだろう。私が強がっていたこと、明るく振る舞っていたこと、病気を持っていること。誰にも話したくなかった…知られたくなかった。こんな弱いところを見せるのは私らしくないから。そう思っていたのに、小学校6年生の時にその考えは変わった
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加