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自分の気持ち
私は「大丈夫」この言葉が口癖になっていた。
怪我をした時。壁にぶつかった時。死にたくなった時。どんな時でも大丈夫と言い張っていた。大丈夫じゃないのに。苦しいのに。辛いのに。
心配されたくなくて、迷惑かけたくなくて。ずーっと強がっていた。人に弱みを見せることができなかった。小学校でできた友達も中学校でできた友達も、私について何も知らないだろう。私が強がっていたこと、明るく振る舞っていたこと、病気を持っていること。誰にも話したくなかった…知られたくなかった。こんな弱いところを見せるのは私らしくないから。そう思っていたのに、小学校6年生の時にその考えは変わった
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