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第3章 エピローグ
羌廆「これがそなたの母と出会ったきっかけとなった書物である。」
羌琰「私も素敵な殿方と出逢う事が出来ますか?父上、母上。」
羌廆と優香里の間に産まれたのは、
可愛らしい姫で名前を羌琰。
優香里「年頃になればきっとこの書物が導いて下さると思いますよ?」
王賁「羌琰は優香里に似て美しく聡明な姫になるであろう。我が子である王離と夫婦になって貰えたら嬉しい。なぁ…美世、そうは思わぬか?」
王離「羌琰ならば幼き頃より知っておりますのでその縁が終生続くならばそれこそ幸せな事でございます。」
王賁と美世の間に産まれたのは、
勇敢で頼りになる男性で名前を王離。
美世「私も優香里との縁が終生続くならば最高に幸せな事でございます。」
美世と優香里があの日導かれた本は、
皆にとって運命の一冊となり…皆を…導き続けるのでしょう、きっとこれからも…
優香里「羌琰と王離が夫婦となれば
孫はどちらに似るかしら?」
羌廆「早すぎるよ、優香里。」
美世「優香里に似るかも…」
王賁「美世も少し落ち着くべきでは?」
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