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僕の彼女はヴァンパイア
本当なら三年前に僕は死んでいた。
いや、一度死んだのかもしれない。
命日であり誕生日でもある。
あの時、ミランダが僕の血を吸った。
そして僕はヴァンパイアになった。
ずっと人間の血を断ち、人間になることを夢見ていたミランダ。
僕の血を吸ってしまったことでもう人間には戻れなくなってしまった。
ニコニコしながら隣に座ってトマトジュースを美味しそうに飲んでいる。
可愛くて可憐で、少し変わった彼女である。
𝑭𝒊𝒏.
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