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𖤐·̩͙
クリスマス前日の夜。サプライズで彼氏の家に遊びに行ったら、彼氏と見知らぬ女が、まるでケモノみたいに盛っていた。キモチワルイ。
二人ともセックスに夢中であたしの存在に全然気づかなくて「ねえ。」自分でもびっくりするくらいに怒りの滲んだ声を掛けて、ようやく一斉にあたしの方を見た。
「う、羽依…っ!違うんだ!この女とは、ただの遊びで!!」
「はぁっ!?遊びって何よ!!私の方が彼女より好きって言ってたじゃない!!!」
「お前は黙ってろよ!!」
あたしを置いてけぼりにして、ケモノ二人が言い合いを始めてるけど…。
遊びとか本気とか。心底、どうでもいい。
あたし以外の女と寝たって時点で、こいつとは、もうお終いなのだから。
「ゆうくん。あんたはもういらないや。」
これっぽっちも気にしてないって、にっこり笑顔で別れを告げる。あたしがあんたに振られたんじゃない。あたしがあんたを振ったのよ。
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