プロローグ

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プロローグ

枯れた花を 美しいと思う俺と 可哀想だと感じるお前。 たとえ誰にも俺の気持ちが理解されずとも お前だけは、同じように感じてみたいと言ったんだ。 "枯れた花を愛す貴方に、枯れた花を見て可哀想だなんて、失礼な事を言ってしまいましたね。申し訳ない" なんて、この何百年生きてきた中で 初めて言われたんだよ。 お前だけが唯一、俺に寄り添おうとしてくれた。
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