STORY 1
5/36
読書設定
目次
前へ
/
134ページ
次へ
「別に頼んでない」 それだけを言って、リビングを出て行く芳也に、私はキュッと自分の胸元を握りしめた。外に出ていく彼の足音がだんだん遠ざかり、家の中は再び静寂に包まれた。 どうして? お金があることはこんなにも人を変えてしまうの? 彼が出て行ったリビングに仄かに香る、甘い香り。 これに気づいたのはいつからだっただろうか。
/
134ページ
最初のコメントを投稿しよう!
601人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,448(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!