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兄と妹 異性の兄妹にしては仲は良い方なのかな? あまり友達とそういう話にならないからよくわからないけど… 「俺、妹いるんすけど連絡すらとってないっすよ」 「そういうもん?」 「異性の兄弟だとそうだと思いますけどね」 そうなんだ… でも、私達も大雅君が荒れてた時代はそんな感じだったな 何してたかも、どこにいるのかも知らなかったし、知りたくもなかった。 そんなことよりも… 「団体のお客様が来るって‼︎遅れないようにちゃんと出そうね。」 「はいっ」 団体客が先に着いた途端、フルーツの盛り合わせとフルーツサンドが5個ずつ入り、川崎君と協力して遅れず提供できるように集中した。 そして開店から1時間が経とうとしている時、大雅君から嬉しい知らせが 「千鶴、お前の案が大好評だぞ。今までになかったから新鮮だって。ハルトも張り切ってる。」 良かった… お客様にうけなかったらどうしようかと思って内心ヒヤヒヤしてたから。 さっき大雅君に提案してたのは、バースデーイベントの2日目だからこそやりたいことだった。 前々からバースデーイベントの全容は聞かされていて、その時から考えていたことだった。 “バースデーイベントは1日目の初日、3日目の最終日は客の入りが良い。だが、2日目の真ん中はどうも客が減る。もちろん上客は来るが、中間層があまり来ない傾向がある。”
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