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…祥太郎さん、ここに住んでるんだ。
この座椅子に座ってテレビとか見るのかな。
毎日あのベッドで寝るんだよね…
「………」
…祥太郎さんって、どんなエッチするんだろう……
もわん、と余計な妄想が始まりそうになって、慌ててパタパタと手で打ち消した。
「何やってんの」
「っはぃ…?!」
いきなり背後から声をかけられて、声が裏返ってしまった。
恥ずかしくて真っ赤になっている私を不思議そうに見ている。
「用意できた。行こ」
「は、はい!行きましょうっ!」
だめだめだめだめ。
なんと破廉恥な。
付き合ってもないのにこんなこと考えて…っ
頭の中で自分を殴りながら、祥太郎さんに続いて部屋を出た。
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