prologue

1/3
前へ
/1462ページ
次へ

prologue

時々、不思議な夢を見る。 だけど起きたら何も覚えていなくて、胸に残っているのは言いようのない寂しさと、泣きたくなるような息苦しさだけだ。 どうしてこんなに苦しいのか、考えても、悩んでも、分からない。 だけど、ただ一つだけ言えることは―― その夢は私にとって、きっと、とても幸せな夢だということ。
/1462ページ

最初のコメントを投稿しよう!

248人が本棚に入れています
本棚に追加