限界

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限界

「テスト明けってまじで居酒屋空いてねぇよなー」 「みんな考えることは一緒なんだよ」 「テストお疲れ飲み!ってね」 「ほんとそれー!」 あははっと陽気な声で楽しそうに笑うみんな。 いわゆるお家飲みというやつで、私たちのサークルではめずらしい。今日は居酒屋が空いてなくて、急遽ボンボン先輩の広いお家で開催されることになったんだとか。 コンビニで買った缶ビール缶酎ハイ片手に、思い思いにお喋りする。 そんな中、ずーんとソファで死んでいる私。 どう考えてもこの場にそぐわない。 …あれから彼方から連絡が来ていない。 きっと貞操観念の低い馬鹿な女だと思われた。 呆れられた。嫌われた。 もう生きていけない。
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