底なし沼

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「あっ…ぁ…っも、やめ…っ…!」 「んー?」 「!つよくしちゃ、だめっ、だめぇ…ああぁ…っ」 「はは、ベッドびしょびしょ」 パシャッと水のようなものが意思とは関係なく出てしまった。目の奥がチカチカするような激しい絶頂の後、ようやく解放される。 ガクンとベッドに崩れ落ち、息も整わず震えている私の腕を後ろから掴む彼方。 ズルズル腰を引き寄せられ、位置を微調整される。 あ…やばい、くる… そう思うのに、力が入らなくて彼にされるがまま。ぬるぬると熱いモノに割れ目をなぞられるだけで意図せず腰が動いてしまう。 次の瞬間にはズン、と一気に突き上げられ、最奥まで届いたそれに、意識が吹っ飛びそうになった。 「〜〜っっ…あぅ…っ」 「今度は、ちゃんと俺がしてあげる」 後ろから大好きな甘い声で囁かれ、キュンと力が入ると、すべて分かっているかのように彼が笑った。 最初から容赦のない律動。四つん這いになり、パン、と後ろから乾いた音で打ち付けられる。 「だめじゃん真白。俺以外に尻尾振ったら」 「あ、あっ、だめ、また…いっちゃう…っ」 「そうそう、上手にお尻振って、もっと俺のこと喜ばしてよ」 口調は穏やかだけど、怒っているのが分かる。 でもそれがどうしてなのか、私には分からなくて。 ただ彼に与えられる強すぎる快感を必死で受けとめる。
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