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「あぁ、どこにいるんだ。」
中学2年生の俺は狭い部屋の中を歩き回った。
「あれがないと…俺は…!」
血眼で何かを探す彼の背中は、誰にも止められなかった。
いきなり、彼は足を止めた。
「あった…あったぞ…!これで俺はこの苦しみから救われる…!!」
嬉しくてたまらないかのように小躍りをしている彼はゲームのやり過ぎでスマホは没収され、宿題で出た漢字を探すために漢字辞典を探していた。
「やっぱりアナログも大切だな。小学校からの付き合い…。そう、俺とこいつは運命なんだ!!」
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