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「はぁ……」 深い ため息をつく。 こんなところで 無駄な時間を費やしてる暇ないんだけどな…… 「これでいいのか?」 「え?」 不意に 背後から 伸びてきた手は 私がずっと取れなくて 苦戦していた資料をいとも簡単に取ってくれた。 「ほら」 「あ、ありがとうござ、って、大きい!!」 お礼をして 頭を上げた瞬間 身長が低い私からしたから 電柱くらいに大きい男性が立っていた。 .
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