206人が本棚に入れています
本棚に追加
「はぁ……」
深い
ため息をつく。
こんなところで
無駄な時間を費やしてる暇ないんだけどな……
「これでいいのか?」
「え?」
不意に
背後から
伸びてきた手は
私がずっと取れなくて
苦戦していた資料をいとも簡単に取ってくれた。
「ほら」
「あ、ありがとうござ、って、大きい!!」
お礼をして
頭を上げた瞬間
身長が低い私からしたから
電柱くらいに大きい男性が立っていた。
.
最初のコメントを投稿しよう!