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童顔で
身長の低い私を
恋愛対象に見てくれる人が周りに
今まで殆どいなくて恋愛経験がほぼ0な私。
だから
黒金さんからそう提案されても
それが良いのか悪いのかもわからなくて
下を
俯いていると
スッと伸びてきた
黒金さんの手は私の頬に優しくそっと触れた。
「俺に触れられるの嫌?」
「……嫌、じゃないです……」
むしろ
黒金さんの手は心地よくて
安心できてもっと触れててほしいって思う……
「じゃあ、身体は俺を拒んでない証拠。今はそれで良い。俺のことも今すぐに好きにならなくても、徐々に好きになってくれればいいから、俺と付き合って?」
「……はい」
こうして
190センチの彼と
150センチの私の
身長差40センチの
デコボコなふたりの恋が始まった。
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