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「ほら、呼んで」 き、急に 呼べって言われても…… 「雪羽」 「……あっくん」 「好き」 「っ!?」 耳元で そう囁かれ 声にならない声が出た。 も、本当、勘弁して。 ドキドキしすぎて苦しいよ…… 「クスッ。タコみたいだぞ」 「あ、あっくんのせいじゃん!!」 「ん〜?」 「もう、しらばっくれないでよ!あっくんの意地悪っ!」 「ハハハっ。だってさ、好きな子をいじめるのは男の特権だろ?」 「やだやだやだ!!」 .
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