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「えっと、これは……」 「白木」 「わっ、びっくりしたー。なんですか、急に声かけないでくださいよ」 倉庫の棚に 使った資料を片付けていると 背後から 急に声をかけられ 振り返るとそこには先輩がいた。 「何か必要な資料あるなら、私持っていきますよ?」 「……」 「先輩?」 なぜか 何も言わずに ただただ ジッと私のことを見てくる先輩。 「な、なんですか?あ、また、太ったとか、丸くなったとか言う気ですか!?」 「ちげーよ。お前、最近昼休みどこに行ってんの?」 「え、屋上ですけど」 「誰と?」 「システム部の黒金さんとですけど……」 「なんで?」 .
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