ホテル

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普通な顔をして平気ぶっているけど、内心テンパってる。 さっきから心臓がバカみたいに煩い。 それに正直悩む。 何せ7歳も下の相手だし、自分が主導権を握った方がいいのかとか色々考える。 でも、相手は男の子だし、やっぱり任すべき?なんて迷ってしまって余計に動き出せない。 「大丈夫?寒くない?」 「ううん。平気」 動揺しまくりなあたしとは違って東郷は普通な顔をして空調を整えている。 ベッドの近くの棚に財布とかキーケースとか、ちょっと乱暴な感じにポイポイっと置いて意外と雑。 やっぱり男の子なんだなー。と思いながら見てたら視線を向けられて目が合った。 じっと見つめられ、恥ずかしくなって目を逸らす。 その瞬間、腕を引っ張られてベッドに押し倒された。
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