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王宮の離れ、綺麗なお花や泉のある東屋で 歓談中
彼女達の手には最新刊の絵本『傾国美人の美少年』
なお、主人公のナジュサアナは嫉妬深い寵姫の一人に毒(?)を飲まされて・・
絶体絶命の危機・・らしい(絵本の中のお話)
読書中の三人はピスタチオのクリームが美味しいお菓子をもぐもぐ
「ああん、流石アーシュ様 お菓子が美味しいわ」頬を赤く染めて嬉しそうなアル
「そうだね アル、アーシュの手料理は美味しいもん」エイル 無意識にウエーブのかかった自分の金髪を弄っている。
「アルテイシア姫様 お代わりは?ワンワン」わん子
「アーシュさんは料理は最高ですワンワン 性格は大問題ですが・・ワンワン」
わん子
「え?ちょっとツンデレなだけだよ」エイル
「そうね~やや、ひねくれてるかも」アル
「で、私達の王さま アーシュ様はお出かけなの?」アル、アルテイシア姫
「うん、そうだよ 何かあったみたい
鬼瓦みたいな目を更に吊り上がらせて、お出かけ中 地方で何かあったみたいだよ」エイル
「アーシュ、街近くで敵と対峙、敵が大暴れで村が炎上、壊滅したって」エイル
「またなのね・・」黒髪が麗しいアル
「うん、死者も怪我人もいないけど」うねる自分の金髪を弄るエイル オッドアイの瞳がぱちくり
「え?王さま?ワンワン」わん子
「え、聞き違いよワン子さん」アル「そ、そうだよ」エイル
「で・・続きだけど」アル、ある体裁 黒髪が揺れる。
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