文学じゃない文芸なんだ、わしがやってるのは、とブンチョーネコのシロー・ムラサキは言いました

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こんにちは、こんばんは いつもありがとうございます スキですとか、いいねですとか コメントですとか、いただきまして ありがとうございます たいへん感謝しています こういったことをいままで 言ってこなかったのですが ほんとうに感謝しています ありがとうございます とくにコメントについてですが いただきますと、うれしくなります 続けていく勇気になります ありがとうございます けれど、感謝していると言いながら 申し訳ないことと思いながらも 自分の性格も相まって まったく返信していなくって ほんとうにすみません そうは言っても、今後も 返信はしないかなあと 思うのですがゴメンナサイ 続けられるだけ 続けていこうと思うので 今後も見すてることなく よろしくお願いしたいなあ と思っています 最後まできっちり読んで、マナモは戸惑ってしまった、コメントが書きこまれていたのだけれど、書きこんだユーザーをマナモは、まったく知らなかった、状況からして、間違ってコメントしてしまった、ということだろう、そういう判断でいいんだろう、このコメントを削除することは簡単にできる、けれど、きちんとしたコメントをあっさり削除してしまうというのも忍びないか、と思うのも正直なところ、結局、マナモは、削除しないでおくことにした、書きこんだユーザーが気がついて削除するんならそれでもいいだろうし、とそんなゆったりとした気持ちだった マナモがそういった気持ちになれたのは、このコメントに、多少なりとも共感を覚えたから、マナモもコメントをもらうとうれしくなり、次もがんばってみようと思う、けれど、もらったコメントにどう返信していいものか、悩んでもしまう、素直な気持ちを書くのでいい、わかってはいる、けれど、なかなかにそれが難しく、思うようにできない、あれこれ考え、悩んでいるうち、時間が経ち、あげく、コメントしない、といった結論になってしまう くわえて、マナモの創作物の雰囲気やイメージから、コメントを返すという行為は、どうなのかなあ、合ってないような気もするけどなあ、創作物が壊れちゃわないかなあ、マナモが判断しているところもある、でも、そんなの言い訳にもならないよなあ、理解は得られないんだろうなあ、マナモ自身でも、そう感じつつ、けれど、いずれにしても、コメントしないことに違いはないのだけど 来世では、コメントに対してきちんと返信できるようにしよう、そういう人になろう、いや、いまからなれよ、と自分にツッコミながら、だから、それはできないのよ、ごめんなさい、ごめんなさい、と強く反省しつつ、マナモは、今日も創作を続けているのだった
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