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やっとみんなの前に僕らにょんたんずは出られた。何するか僕らは決めてなかったけど、ただのコスプレ撮影会でもみんな楽しそうだ。魔法少女に扮した僕らと並んで写真撮るだけでいいんだって。
そのあとはお菓子交換会。トリックオアトリートって言い合って、大人たちが用意してくれたお菓子を交換し合う。
「うーん。何か足りないなぁ」
「だよなぁ」
「そうだ！ あれやろう！」
僕の『あれ』にフーフーもスイスイも何かすぐに分かったようだ。
「トリックオアトリート！」
僕に声をかけてきてくれた男子を僕はキュッとハグする。
「ああああ！ お触り禁止ーーーー！！」
瑠璃お兄ちゃんが叫んだ。
「お父さんもーーーー！！」
お父さんが叫んだ。
「そのご褒美は私にもくれーーーー！！」
伊織先生が叫んだ。
「合法的にロリに触れるだとーーーー！！」
理事長が叫んだ。
「はい。瑠璃くんとお父さんとおばさんと元校長退場でーーす！ ほんもの女子の皆さんとアッキー&マッキー対処お願いしまーーす！」
薫蘭風お姉ちゃんが叫ぶと一番ヤバい三人組は、運営の方々に会場の外に連れ去られて行った。
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