ハロウィンパーティいん小学校♪

5/5
前へ
/5ページ
次へ
「翡翠が……。翡翠がぁぁぁぁ!!」  瑠璃お兄ちゃんは号泣している。フーフーとスイスイはみんなにハグしている。みんな恥ずかしそうだけど嬉しそう。  僕は別の子にハグしようとすると瑠璃お兄ちゃんがまた叫ぶ。 「やめてぇぇぇぇ!! 翡翠に触らないでぇぇぇぇ!!!!」  あんまり煩いので僕は呆れてしまう。 「瑠璃お兄ちゃん、メッ! みんな喜んでいるのに水差さないで!」 「うわああああん!! 翡翠に怒られたァァァァァァ!!!!」  瑠璃お兄ちゃんは泣きながらどこかに消えていった。 「瑠璃くん……、ブラコンが過ぎるよ……。てか翡翠くんたち、先生にもハグしてくれる?」 「いいよ!」  にょんたんず三人で瑞希先生をハグする。 「いやぁ先生、へんたいさんでもブラコンでもなくて良かったーー。可愛いにょたチョコ男子にハグしてもらえるんだもん」  やること決めてなかったハロウィンパーティは大成功で終わった。度からともなく聞こえる瑠璃お兄ちゃんの泣き声はホラーぽくて、なんかハロウィンって感じがしたイベントだった。 十一月に続くよーー♪
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加