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Prologue
いつからだったのか、時々視線を感じる事があった。
最初は気の所為だと思っていたし、私をストーカーする物好きなんて居ないと思ってた。
だけど、それが勘違いじゃないと分かったのはある日家に帰ってきた時。
玄関に袋が掛かっていた。
誰か来た?志穂かな?
志穂というのは私の学生時代からの親友で、河村志穂という女性。
何も連絡も無しにこんな差し入れを置いてくとか言うことは無いけど。
中に入っていたのは私の好きなレモンティーとコンビニのおにぎりと好きなレモンのグミ。
そして、中に入っているメモ。
玄関前でそのメモを開くと、綺麗な読みやすい字で書かれていたけど志穂の字ではなかった。
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