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だけど、この数ヶ月幸せだった。
気になってた期間も、楽しくて会社に行くのが楽しみだった。
どんなにストーカーが怖くても、律に会いたかった。
「好きだって言ってよ、いつもみたいに」
「馬鹿じゃないの、狂ってるよ律」
「まさか、俺からしたら純愛だよ」
そう言って笑う彼に優しくキスをされた。
これが他の男なら噛み付いてやったのに。
もっと抵抗したのに。
私の恋人はストーカーだった。
正確には、ストーカーを恋人にしてしまった。
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