月海高校

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「てかその前にお前誰?」 え、、 名前も知らずにキスしてきたの? 「え、えっと、」 「(けい)ーー!」 友達らしき人の声が向こうから聞こえてきた。 「蓮輝(はすき)やっときたか早く行くぞ」 「うん!てか何この女の子ちょー可愛いんだけどー!」 「さっき話しかけられた。まぁ同じ学校らしいよ」 「よろしくね!」 「え、あ、は、はい!」 なんだよこの空気 ちょー可愛いじゃねぇかよぉぉぉぉぉ 「またお前また怪我してんじゃねぇかよー」 「まぁ昨日色々あったし」 「わかったけど手当してもらってんじゃねぇかよ〜お礼言った?」 「あ、わりぃ。手当ありがとう。またな」 この言葉に釣られちゃうんだ。 「う、うん。またね」 「早く行かないと遅刻しちゃうよーー!瀬里那ちゃーん!」 ん??? なんで名前知ってる?? てかその前に入学式!!!! 「は、はい!!」 「なんで名前知ってんの?って顔してるね〜w」 「え!?なんでわかっちゃうんですか!!」 「まぁ顔見ればそんなことすぐわかっちゃうよ俺〜」 「そんな能力あるんですか!?てか私入学式遅れちゃいそうなので先走りますね!」 「はーい!またね!」 「はい!」 てかほんとなんで知ってんの私のことw それだけが驚きだよww とりあえず早く行かないとほんと遅れる!!! 「俺たちもやばいよって彗?もしかして??」 この先の声が聞こえなかったのは私だけ
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