「永い年月を越えて」

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「永い年月を越えて」

魂が下落し幸福の困窮に職を失った骸骨がゴミ拾いをする 散乱した骨、骨、骨 明日は我が身、と震えながら 「手伝ってやろうか?」 虚ろな目をした天使が骨を拾う 「やめとけよ お前には似合わないさ」 骸骨は天使の手を止めた かつては幼なじみだった二人 なんとも言えぬ再会だ ~完~
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