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必然 タワマン最上階 side 創真
東京とシリコンバレーの時差は十六時間。
GoogloAI開発プロジェクトメンバーとリモートで繋いだまま仕事をするため、勤務時間は午前一時から午前九時と朝夕逆転の仕事を強いられる。
残業する日が多く、ほぼ毎日正午まで仕事をしている。
「……amozonでユンケ◯買うの忘れてた。買いに行くか」
仕事明けにそのまま名古屋へ赴き、独自に製作しているAIロボットの開発段階の確認を行ったため、仮眠時間が取れていない。
シャワーを浴びて着替えてからマンション内にあるスーパーに買いに行く事にした。
スーパーに入ると膨大な食品と日用品をエコバッグに詰める真凛の姿が目に入った。
東京に戻る新幹線で偶然隣席になっただけでなく、このタワマンにやっと引っ越してきた事を知り嬉しく思う。
誤解を解きたくて接触するも拒絶され、怯えられてしまった。
時間を明けて会いに行くも、付き纏いストーカー行為とみなされた。
なんとしても真凛に歩み寄りたい。
真凛が分譲したタワマンは人気物件で抽選販売だった。
運良く最上階の部屋がキャンセルで空き、即購入した。
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