ヤラカシタヤンデレ元カレからの復縁要求には応じられません！！

偶然 新幹線隣席 side 創真

子育てや生活よりも仕事に重点を置いている両親の元に産まれ、一人っ子で孤独な幼少期を過ごした。
意思疎通ができる人型ロボットに妖怪、愛嬌があるモンスターのアニメにのめり込んだ幼少期。
妖怪とモンスターは非現実敵だからあり得ないけれど、人型ロボットなら開発できるはず。
人型ロボットを開発する事を目標にシリコンバレーにあるコンピュータサイエンス最高峰のスタンフォード大学に進学した。

『ソーマ、狩りに行こうぜっ！！』

スタンフォード大学に進学するためひたすら勉強に打ち込み優等生を演じていた俺はコミュニケーション能力が乏しい。
アメリカの地で多国籍な価値観が違うクラスメイトとの関わりに疲れ、なんとなく始めたゲーム実況とポカロ歌ってみたのVチューブで知り合った真凛との関わりに日々癒されていた。

『アバター介してだけど、俺達、付き合わない！？』

孤独に生きていた俺は異国の地でネットを介して愛おしい伴侶に出会えた。
真凛は孤独な俺にとって真凛は唯一無二の存在。
容姿に自信が無いのか真凛はリアルな姿画像の交換を拒絶。
容姿は気にしない。
真凛の存在に俺は惹かれ癒されていた。