1人が本棚に入れています
本棚に追加
美術室に入ると、窓を開けている相原先生が居た。
「おはようございます!」
先生が言うと、相原先生は俺達に気がついて近付いてきた。
「おはようございます!あ、大内翔くん、だね?」
「あ、はい、おはようございます!」
何故だか分からないけれど相原先生の笑顔を見た途端、安心した。
大丈夫か…話せる気がする。
「あ、じゃあ、俺はここで。大内を宜しくお願いします」
「はい!」
先生を見ると「じゃあ、後で迎えに来るわ」と言い、美術室を出て行った。
「じゃあ、大内くん!ここ座ってて?」
「あ…はい」
俺は言われたとおりの椅子に座ると、相原先生は隣の美術準備室に入って行った。
最初のコメントを投稿しよう!