君が居たから。

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「もちろん、翔くんが言いたかったら聞くよ!それは、絶対聞く!でも…言いたくない事かもしれないから」 相原先生はそう言って視線を落とした。 「ありがとうございます…」 「それでね、翔くんが良かったら、これから一緒に勉強しない?」 「はい?」 やべぇ。 予想してた事と違う事言われて、声が裏返ってしまった。 「私が勉強教えたいと思って。どうかな?」 「はい、勉強教えてください」 考えるよりも先に言葉が出てしまった。 今日だけのつもりが…まぁ、これからも話す機会はあるだろ。
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