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「なるほど!そっか!よし!分かった!」
数学の宿題に苦戦していた竜が、問題の解き方が分かり、笑顔になると、次々にシャーペンを走らせた。
「出来た!ありがとな、2人とも!」
竜はそう言って、満面の笑みを俺達に向けた。
竜は無事、宿題を終わらせた。
生徒会も無事終わり、瞬と黄雀が教室に戻って来ると、みんなで一緒に学校を出た。
雪はずっと降り注いでいて、このまま止みそうにない。
きっと、一晩でかなり積もるかも、とそう思いながら、俺はコートのポケットに手を突っ込んだ。
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