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そんな翼が今、俺の彼氏として傍に居て、翼の隣は、俺の特等席であり、居場所で、これからもずっと、誰にも譲らない。
翼が、何処へも行かないように、(翼の事だから、大丈夫だろうけど、不安なので、、)俺は、しっかりと縛らなくちゃと思っている。
翼はかっこ良すぎるし、優し過ぎるから、変な虫がつかないように、常に目を光らせなくちゃならない。
翼って本当、優し過ぎるから不安。
だから、多少は束縛します。
まぁ、相手が翼だから平気でしょ。
と、軽く思っている。
「…良かったな、幸せで」
照れ隠しをするように、俺は翼から目を逸らすと、そうポツリと、言葉を溢した。
「うん!ねぇ、希跡」
「なに……」
翼に唇を奪われた。
優しいキス。
これも、俺だけの物。
「へへっ。大好き」
そう言って、翼は照れたように笑う。
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