3.俺の翼

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そんな翼が今、俺の彼氏として傍に居て、翼の隣は、俺の特等席であり、居場所で、これからもずっと、誰にも譲らない。 翼が、何処へも行かないように、(翼の事だから、大丈夫だろうけど、不安なので、、)俺は、しっかりと縛らなくちゃと思っている。 翼はかっこ良すぎるし、優し過ぎるから、変な虫がつかないように、常に目を光らせなくちゃならない。 翼って本当、優し過ぎるから不安。 だから、多少は束縛します。 まぁ、相手が翼だから平気でしょ。 と、軽く思っている。 「…良かったな、幸せで」 照れ隠しをするように、俺は翼から目を逸らすと、そうポツリと、言葉を溢した。 「うん!ねぇ、希跡」 「なに……」 翼に唇を奪われた。 優しいキス。 これも、俺だけの物。 「へへっ。大好き」 そう言って、翼は照れたように笑う。
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